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無いと締まらない中心こそが盆踊りの舞台や音楽、さらには踊る老人達であり、それらがあり続ける限り、若者は安心して無視し続ける。 いわば、僕ら若者は、まだおじいちゃんに甘えているだけなのである。
 しかし、いつかは真ん中の踊り場に人がいなくなる。 踊り舞台が閑古鳥では締まらないと思うのも、何も老人たちだけではないのである。
ちょうど真ん中が真空である。
そこに何が吸い寄せられていくのか、今後も盆踊りに忍び込んで見てみたい。
某夜、密かに楽しむ述懐である。